◆第六号(1990.3)
□ 秋津が声 尾形仂 1
□ 春日蔵人老「述懐詩」について 小林高子 8
□ 源氏物語の軌跡 -女君の定位と造型をめぐって- 大矢恭子 15
□ 昌琢時代の連歌論「山彦」小考 宮脇真彦 30
□ 蕪村評語考 -「しほからし」と「眼前致景」- 上野靖 39
□ 近世庶民と演能 -「河内屋可正旧記」をめぐって- 鎭目稔 51
□ 抱一の光琳乾山顕彰資料 牧野宏子 65
□ 「東海道四谷怪談」私見 本間正幸 76
□ 享保江戸俳壇と団十郎 -「父の恩」を中心に- 安田吉人 87
■ この一篇
□ 犬飼公之 「いのちある「身」-仮合の前蹤-」 山田直巳 95
■ 栗山理一先生追悼 追悼の辞(諸氏)・略歴・著作目録 96
■ 石井宗吾先生追悼 追悼の辞(諸氏) 102
■ フォーラム
□ 照屋成治・近藤典彦・東郷克美 105
■ 平成元年度卒業論文・修士論文題目一覧 109
■ この一年
□ 初等学校・中学校・高等学校・短期大学・大学・大学院 111
■ 学会活動報告 114
◆第七号(1991.3)
□ 心の自覚の深化と中世文学 -西行歌を中心として- 伊藤博之 1<
□ 『千載佳句』の校勘 妹尾昌典 9
□ 『一乗拾玉抄』と氷上山興隆寺 中野真麻理 16
□ 石川啄木の借金の論理 近藤典彦 29
□ 〈崖下〉の系譜 -明治・大正小説における『都会の憂鬱』の位置- 王浩智 46
□ たわむれる言の葉-『或る女』の手紙- 大津知佐子 59
□ 「覿面」について 山田貞雄 74
■ 研究レポート
□ 非在の身体/「雪子」という記号 日高佳紀 80
■ 書評
□ 尾形仂著『俳句の周辺』 松尾勝郎 94
■ フォーラム
□ 柴田潔・石井弘之 97
■ 平成二年度卒業論文・修士論文題目一覧 102
■ この一年
□ 初等学校・中学校・高等学校・短期大学・大学・大学院 104
■ 学会活動報告 106
◆第八号(1992.3)
□ 『玉造小町子壮衰書』拾穂の記 杤尾武 1
□ 「薤露行」(下)-その材源をめぐって- 小倉脩三 10
□ 輪廻する<憶良>-「沈痾自哀文」論- 東茂美 20
□ 『日本霊異記』中巻第七縁考 小林真由美 33
□ 切断する言葉-「清心庵」と言語トポス- 王浩智 44
■ 研究レポート
□ 手枕と源氏物語 中西美弥子 57
■ 平成3年度卒業論文・修士論文題目一覧 68
■ 学会活動報告 70
◆第九号(1993.3)
□ バサラの語源のために 李莽湖 1
□ 萬葉集における狩の歌 -巻二・一九一番歌をめぐって- 磯部祥子 11
□ 『千載佳句』出典攷正 妹尾昌典 22
□ 『熊野の本地』私注 中野真麻理 50
□ 福永武彦『忘却の河』の構造と意味についての試論 -記憶と罪の意識と始まりの位相- 影山恒男 70
■ 平成4年度卒業論文・修士論文題目一覧 78
■ 学会活動報告 80
◆第十号(1994.3)
□ 中華若木詩抄と評語「アリアリト」 小林千草 1
□ 催馬楽「浅緑」考 松本宏司 18
□ 『万葉集略解』の宣長説 堀野理香 28
□ 『冠彌左衛門』の人物造型と観音信仰について 加田謙一郎 67
■ 研究レポート
□ 詩僧嵩俊海と師大沼枕山 山下寿美子 79
■ 平成5年度卒業論文・修士論文題目一覧 98
■ 学会活動報告 100
■ 成城国文学 創刊第一号~第十号 総目次 101